(ギルマスはつらいよ)1週間ギルマス(ギルドマスター)を体験してみて感じたこと

基礎知識

先日、僕が所属するギルドのギルマスが「他ギルドを体験したい」という事で、1週間の期限付きでギルマス代理を務めることになりました。

結論、大して仕事はしなかったんですが…それでも一週間は長く感じましたし、気持ち的にしんどかったです。

今回は「なぜギルマスってつらいの?」とか「皆でもっとギルマスを支えてあげよう」って感じの内容を、つらつらと書いていきます。

シェイン
シェイン

僕には絶対にギルマスは務まりません。ある種、ギルマスに向いた性格とか「生まれ持っての何か」が必要なんじゃないか…とすら思ってます(苦笑)

ギルマスの「ココがつらいよ」ポイント

僕が思う、ギルマスの「ココがつらいよ」ってポイントをいつもの如く箇条書き。

  • 対外的に何かあった場合、他ギルドとの交渉の矢面に立たないといけない
  • ギルメンの「やらかし」は自分の「やらかし」になる
  • 相談事が集中しやすい
  • ギルド内の人間関係の調整役にもなりがち
  • ギルドを盛り上げるために色々しないといけない(全体メール等)
  • 「荒野の王」で「ロード」になると仕事が増える

本当にザックリ書くとこんな感じなんですが、それぞれが結構な重みを持つ「つらいよ」ポイントになっています。

まず「対外的なお話」ですが、これは国内が落ち着いているか、動乱の最中であるかでも変わります。

動乱の最中である場合、他ギルドとの話し合いや小競り合いが頻発するため、とにかくギルドの生き残りをかけて奔走する事になります。

ギルメンが誰かに襲われれば抗議のメールを送らないといけないし、安定を得るために他ギルドとNAPも結ばないといけないし、「荒野の王」が始まったらギルメンを鼓舞して国に貢献しないといけないし…何かもう書いてるだけでしんどいです。(これ以外にも色々ありますし…)

国内が落ち着いていれば、対外的な問題は「たま〜に、資源タイルが被って戦闘になっちゃった」ってくらいですが…それでも面倒っちゃ面倒です。

正直、僕は1週間の体験中に「頼む!誰も面倒事は起こさないでくれ!」と強く念じてましたw(結局、何も起こりませんでしたけどね)

この「何かあったら、責任は全て自分」っていうポジションって、実際になってみると想像以上にしんどいんですよね。

あと、他プレイヤーから来る「メール」の数も恐らく尋常な数ではないはず。

人間、一つ所に沢山集まれば当然のように揉め事が起こります。

それがギルドチャットとかで表面的に起こってくれれば良いんですが、日本人はあんまり表立ってやり合いませんから、誰かに相談するって感じの流れになりやすいんですよね。

そしたら、やっぱり相談しやすいのって…誰だと思います?(苦笑)

「◯◯さんに酷い事を言われた」とか「◯◯さんって◯◯ですよね」とか…そんなメールがバンバン届いて、気付いたらギルド内の人間関係の調整役になってた…なんて、よくある話ではないでしょうか?

シェイン
シェイン

俺に言わずに、直接本人に言いなさいよ!(半ギレ)

ってなっちゃうのが目に見えてますね〜…僕の場合w

こうならないためにも、先手を打ってギルドの雰囲気を改善すべく色々とやる必要が出てくるんですが、これがまたギルマスの仕事をガンガン増やす事になります。

  • イベントの参加率を上げるため、定期的に全体メールを送る
  • ギルド内の秩序を保つため、苦情が多い問題について提案の全体メールを送る

あぁもう、書いてて嫌になってきたゾ〜★

こんだけ色々やりつつ、ギルドイベントにはほぼ参加しないといけない(全体の指揮をしている人も多いでしょう)訳で、その忙しさたるや…想像を絶する所がありますね。

シェイン
シェイン

毎日のデイリー任務とかですらヒーヒー言ってる自分には、とても出来る仕事量ではないです。まぁ、後述する「人に任せる」事である程度は解消できますが…そこに持っていくまでが結局しんどいですからねw

さらに、(国にもよりますが)ギルドが成長して国の上位に入ってくると、「荒野の王」で「ロード」を任される機会も出てきます。

これ、一見すると「国の王様になれるなんて、最高!」と思うかもしれませんが…

ここでは詳しくは書きませんが、ぶっちゃけ「ロード」になっても「役得」(ほぼ)無いんですよね。

国の役職(避難所の上の方にマークがつくアレ)をプレイヤーに付加したり、国バフ(訓練速度アップとか)を決められた日時に発動したりと「とにかく仕事が増える」って感じなんですよね。

シェイン
シェイン

そこそこ中身の美味しい宝箱を配るという「役得」っぽいものもありますが…僕なら「それ要らないから、ロードだけは勘弁して」って言いますねw

僕は他の記事でも散々書いてるんですが、このゲームはそれでなくても「時間泥棒」なイベントだったり日々のルーティンだったりで忙しいので、それに加えてギルマスの仕事なんてやってたら気が狂いそうになります。

割と真面目に「ギルマスになるには才能が必要」と思ってます。いやマジで

ギルドが長く続いてほしいなら、ギルマス(ギルド)を支えましょう

ここまで書いた「ギルマスはつらいよ」ポイントを見ていて、ピンと来た方も多いでしょう。

そうです。

「いつまでも、あると思うな親とギルマス」

…という事です。

実際、ギルマスが苦になってゲームそのものを辞めてしまう人も結構います。

もし貴方が今所属しているギルドが「居心地が良くて、ずっと続いて欲しい」と思うのであれば、少しでも良いのでギルマス(及び官職や高ランクのメンバー)を支えてあげましょう。

…とは言え、自分にあまり負荷をかけてしまうと、今度は自分が苦しくなっちゃいます。

以下、具体的に「何をしたら良いのか」を簡単なものから紹介していきます。

  • 資源タイルの採集は、着地まで見届けられない場合、必ずシールドを貼ろう
  • ギルドイベントは内容を熟知して、なるべく参加しよう
  • ギルドチャットで初心者が困っていたら、親切に回答してあげよう
  • インしたら挨拶をするなど、なるべく無言プレイは避けよう
  • 有益な情報があれば、ギルド内で共有しよう

…いかがでしょうか?

シェイン
シェイン

なんだ、普通の事じゃん…と思う貴方は非常に優秀なギルドメンバーです。

ギルドにとって有り難いプレイヤーというのは、以下の要素を持ったプレイヤーです。

  • 対外的に面倒事を起こさない(何かあれば速やかに報告する)
  • 基本的に手がかからない(情報収集をなるべく自分で行える)
  • 他のプレイヤーと最低限のコミュニケーションができる
  • イベントの参加率が高い(ギルドの成長に貢献してくれる)

なかなかどうして、これが当たり前に出来る人というのはそう多くはありません。

今もTwitterを見れば「ギルメンが◯◯してくれない」と嘆くプレイヤーだらけです。

一つだけ、書くのを迷ったのは「手がかからない」という部分ですが、これは(特に初心者なら)ある程度は仕方がないので、気にし過ぎないで下さい。

ただ、自分が教えてもらった事はギルメンと共有しよう、という姿勢だけは持って欲しいと思います。

例え「それは違うよ」と誰かに言われるリスクがあっても、積極的に発言をした方が(長い目で見れば)良いと思っています。

間違えても、指摘された事に「ありがとう」と言って素直に受け取って、知識を蓄えていけば良いだけです。一時の恥を恐れて発言しないのは勿体ないです。

まぁ…たまに「間違った知識を書くな!」と噛みつかれる事もありますけどね…(苦笑)

イベントの参加についても、リアルが忙しくて厳しい場合は「最初だけ」とか「最後だけ」のチョロっと参加でも全然OKなんですよ。

もしくは、リアルが厳しくて定時イベントに出れないのであれば、その旨をギルマスに伝えておくことですね。

これだけでも、ギルマスからすると「イベントの参加を促す」という仕事が減るので、その分肩の荷が軽くなります。

ギルマス(ギルド)にとって何が怖いかって、「気付いたらイベントに出る人が減ってる」って状況なんですね。

それって、ある意味「ギルドが現在進行系で衰退してますよ」っていうサインなので…

僕個人としては、リアルが忙しかったり優先したい事があるなら(定時で行われる)イベントの参加はマストではないと思っています。

ただ、そういう人ばかりになるとギルドが成り立たない…という現実もあるので悩ましい所です。

シェイン
シェイン

定時イベントに出れないなら、ギルド対決だけは頑張る!といった感じで、メリハリをつけてギルドに貢献するのも一つの手です。

「ギルドチャットで最低限のコミュニケーションをしてくれればOK」っていうギルドもあると思いますし、結局は自分が出来ることを無理のない範囲でやるしかないのかな…と。

ギルマスの仕事を細かく分解して、四方八方に投げるのがベター

最後に、ギルマスの負荷を減らす手段として「仕事を細かく分解して、色んな人に投げる」という方法があります。

下記はその一例です。

現在進行系でギルマスの仕事が辛い、という人は試してみる価値はあると思います。

  • 外交の仕事を外交官+補佐官数名に投げる
  • イベントの進行を各イベント毎にメイン担当+サブ担当を決めて投げる
  • 定期イベントの全体メールをテンプレート化して数名に投げる(忘れても大丈夫にする)
  • その他、繰り返しの仕事があれば同様に投げる

大事な事は「誰か一人に押し付けるような形にしない」という事です。

それをやると、高確率で人は逃げていきます。(僕なら逃げますw)

なので、例えば「スピーカートラップならメインは◯さん、サブは◯さんと◯さん」といったように細かく任命していくのがベターでしょう。

シェイン
シェイン

学生時代にやった「クラス委員」みたいなモンですね。皆が細かく色々な仕事をやるっていうスタイルです。

最初は上手くいかないかもしれませんし、自分でやった方が早いかもしれません。

でも、これをやらないとギルマスに負荷が集中するので、いずれギルマス(ギルド)は崩壊してしまいます。

相談事を引き受けるのがキツくなってきたら、それも「◯さんと◯さんと◯さんを窓口にします」とでも言って投げてしまっても良いんです。

ギルドメンバーは最大で100人ですし、ランク3〜4以上だけにしても数十人は確保できます。

あまり重たい仕事は出来ないという人でも、ちょっとくらいなら手を貸してくれると思いますよ。

シェイン
シェイン

言うは易く、行うは難しかもしれませんが、やってみる価値はあるはず。

もし貴方が頼まれたら「これなら出来るかも」という範囲で受けてみて下さい。

貴方の好きなギルドが少しでも長く続いてくれることを祈っています。

さて、時間切れです(涙)

とりとめもない殴り書きになりましたが…この記事が煮詰まっているどこかのギルドを救う一手に慣れば幸いです。

それでは、皆様良きパズサバライフを!

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